【公式見逃し動画】ドラゴン桜(ドラマ)動画を1話から無料フル視聴できる配信サービス！阿部寛/山下智久主演作を広告なしで見る方法まとめ

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桜が満開の春、偏差値最低クラスの龍山高校は倒産の危機に陥っていた。理事長の龍野百合子(野際陽子)は説明を求める教師たちに囲まれて苦しい言い訳をするばかり。じつは龍山高校は24億円もの負債を抱えていたのだ。そんな中、龍山高校の倒産処理のために三流弁護士の桜木建二(阿部寛)が現われる。しかし、英語教師の井野真々子(長谷川京子)は桜木が元暴走族の問題弁護士と週刊誌に載っていたことを思い出し、桜木を追い出してしまう。マスコミに元暴走族だと書き立てられて以来、仕事が激減していた桜木は龍山高校を再建させて名誉挽回しようと思いつく。その再建案とは、1年後に東大合格者を5名出すというとんでもないものだった。桜木は理事長に確認することもなく、全校生徒と教師の前でいきなりそれを宣言してしまう。驚くみんなの中、3年生の矢島勇介(山下智久)は激しく反発するのだった。

東大を目指すにあたって偏差値がめちゃくちゃ低い高校の生徒が日々奮闘する合格への道のりを描いたドラマなのですが、生徒一人一人に目指す理由があって見ている側としては全員合格してほしい！そう思いながらテレビの前で応援したくなるような作品でした。何よりキャストが豪華で長澤まさみや小池徹平や山下智久などそうそうたるメンバーで出演者の誰かしらがファンで見ている人も多かったのではと思いました。そしてこのドラマのいいところは全員が合格しないところです。全員あんなに頑張ったのに・・なんて思うのは束の間、不合格でも各々この受験経験はそれぞれの人生を前向きに変えてくれます。私たちも前向きになれる親の気持ちで見守れる最高のドラマなのではと思いました。

私の注目キャストは紗栄子です。なぜ紗栄子？と思われる方もいるかもしれませんがこの作品は間違いなく彼女の出演作の中でも3本の指に入るくらい輝いていた作品だと思うからです。彼女はどちらかというとギャルに近い印象があるかもしれませんがその通りのイメージをしっかりと貫いています。安心してみれます。このドラマの出演者はめちゃくちゃ豪華ですが彼女は彼女の武器を存分に出し切っています。その証拠にこのドラマの紗栄子といわれて役の顔立ちが浮かぶ方はかなりいるでしょう。それこそが彼女がこのドラマで放った存在感の証明です。そんな彼女のことを知っているようで知らない方は多いはずです。是非とも紗栄子に注目していただきたいと思います。

ドラゴン桜が放送された2005年、私は当時中学3年生で高校受験の勉強をしていました。ドラゴン桜は東京大学を目指す高校生のお話ですが、桜木を演じる阿部寛さんが生徒達に言う名言は、私を含め、全ての学生を勇気付け、一生懸命勉強しなきゃ！と思わせてくれました。例えば、「努力しても伸びないやつなんて、この世には存在しない。正しい方法で努力さえすれば、人は必ず伸びるし、何だってできるようになる」と言われたら、努力しようと思えます。また、ドラマの中で紹介された勉強法も役に立ちました。例えば「英語は遊び感覚で勉強しろ！」などです。今までは勉強は机に向かってしなければならないものだと思っていたので、衝撃を受けました。

一郎を演じる中尾明慶さんに注目したいと思います。中尾さんを1番最初に拝見したのは、金八先生に出演されていたときですが、人が良くて優しいお調子者のような役がよく似合います。ドラゴン桜でも第5話でスポットが当たっていて、自宅では弟の次郎の方が頭が良く、誰からも期待されていないし、弟からも見下されている様子が描かれています。私自身は一人っ子なので、このような状況は経験がありませんが、兄弟の居る人だと共感出来る内容だと思います。勉強だけでなく、運動や性格など、年の近い兄弟が居ると全ての面で比べられてしまうと思うので、大変だなぁと思います。ドラマの中でも次郎が一郎を殴ったのに、警察は次郎を疑いません。そのあたりがもどかしいなぁと思います。

本作は、東大に合格してこそ自分の道を切り開くことができるというある意味自分の固定概念をぶち壊したドラマだったと思います。ある程度フィクション的な内容ではありましたが大学受験に対する勉強法については学ぶ部分がありました。特に英語への学習方法について、「英語はスポーツと一緒毎日勉強しないと身につかない」というところはこれから受験を控えていた私にとっては非常に意味が大きい部分だったと思います。リアリティを大事にしながらもしっかりとドラマチックなシーンを入れ込んできたのは非常に上手だと感じました。脚本を考えている方が上手だと思います。原作がマンガで結構絵がへたくそなので、ドラマの方がわかりやすくて良かったです。

今であればあり得ない、山下智久さん、長澤まさみさん、新垣結衣さん、紗栄子さん、小池徹平さんなどなど豪華な俳優陣が魅力だと思います。特に主演である山下智久さんの演技は印象的でした。若干バカっぽさは足りなかったですが、すこし華のないキャストのなかで一気にドラマを華やかにしたのは山下智久さんのおかげだと思います。あと単純に長澤まさみさんが可愛かったです。このころの長澤まさみさんは一番かわいい時期だとおもいます。桜木先生役に阿部寛さんが演じられていたのですが、良くも悪くも阿部寛さんだなと感じました。阿部寛さんのおかげでこのドラマに幅ができて深みができたのは良かったと思います。あと地味に長谷川京子さんの演技もよかったです。